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あたしのオンナ3 親友のママを思いのまま1

     
 岡本さつきが、進路指導室のドアをノックすると、なかから担任の村沢先生の声がした。
「はい、どうぞ」
 さつきは部屋に入り、ドアを閉め、担任の教師を、あらためて見た。 
 村沢結衣、数学担当。
 岡本さつき、広田由香里、谷内奈津実らの、2年B組担任。
 年はまだ二十代後半、だが、げんに今でもそうだが、メガネの奥からきつめの目線を送る、さつきが苦手とするタイプ。
 村沢先生は、テーブルの向こうに座り、書類を手にしている。白い地味目のブラウスに、黒い実用一本やりのスカート。オマケにメガネ。絵に描いたような、地味な女教師だ。
 一方の岡本さつきは、白いセーラーの制服だ。
「岡本さん、お座りなさい」 
 さつきは対面に座ると、少しふて気味に聞いた。
「こないだの、数学のテスト、白紙で出したことですか」
「ああ、アレね、アレは、困るわね。たとえ、難しいにしても、可能なかぎり解こうとしなくちゃ、努力が大事なのよ」
「じゃあ、努力して、努力して、間違っていても、点くれます?」
「あー、テストですからね、不正解に、お点は・・・・」
「でしょう。じゃあ、努力、無意味じゃないですか」
「もう、岡本さん、そんなに反抗的で。先生を、困らせないで」
 担任が困ろうが困るまいが、自分には、関係がない。さつきは、自分の長いロングヘアを撫ぜたり、指に巻き取ったりしながら、
「だいたい、ぶっちゃけ、あたしみたいな女は、電卓叩けて、簡単な足し算引き算、掛け算割り算くらいが出来れば、何の問題もないじゃないですか。複雑な計算なんて、一生関係ないし。したくないし。因数分解、なにそれ、ってカンジ?」
「もう、岡本さん、たら」
 不自然な沈黙が、部屋を覆った。
 さつきは、少し、いらいらする。
 こんなとこ、早く出て行きたい。
 でも、担任が黙り込んでいるのに、何も話題がない自分には、言うことはない。
 だいいち、呼び出したのは担任なんだから、黙りこくっているのは、おかしいだろ。早く、教育的指導とやらぶちかまして、とっとと、解放してもらいたいものだ。
 村沢結衣は、長いため息をつくと、机の書類の下から、白い四角な封筒を取り出し、その中から四つ折にされた紙片を抜いて、さつきに差し出した。
「お読みなさい」
「?」
 それは、この間の創立記念日に、校庭グラウンドで行われた、親善サッカー大会の、手作りの案内チラシだった。
 真ん中に、三頭身の漫画イラストで、片手でピースサインを作りながら、男の子と女の子がボールを、けっている。
 それを大勢の仲間がとりかこんで、わいわい応援している図柄だ。
 下に日時やら、会場案内図やら、詳細が、書かれている。
 このイラストは、広田由香里の手になるもので、しかしその他大勢の中のひとりだけが、妙に画風が違う。
 ほかは全員三頭身なのに、ひとりだけ、八頭身のお嬢様風だ。
 ふざけて、岡本さつきが落書きしたものだが、あまりの画風の違いがみんなに受けて、さつきが顔を真っ赤にして反対したにもかかわらず、そのまま採用されて、配布されたものだ。
「えっこれが?」
「ああ、そのチラシの裏に、印字された手紙なの」
 さつきが紙をひっくり返すと、確かに印字された数行があった。

   担任へ
   お前のクラスの岡本さつき
   サッカー大会のあと、渋谷に行って、
   男とホテルに入った
   証拠の写真もとった

 さつきは、衝撃を受けた。
 確かに、親善サッカー大会のあと、広田由香里たちと渋谷に繰り出し、数組のカップルに分かれて、それぞれ部屋を取り、さつきはサッカー部のキャプテンと、やりまくった。
 しかし、それが、なぜ。
 村沢結衣は、今度は封筒から数枚のデジカメ・プリント写真を取り出してよこす。    
 さつきは奪うように手に取り、それを見た。
 夕暮れの渋谷の雑踏の中の、さつきと相手の男。後姿が捕らえられている。
 もう一枚は、さつきと男が横顔を見せて、笑っている写真。確かに、さつきを知る者が見れば、これは岡本さつきだと、わかるショットだ。
 手をつないで、ラブホテルと、はっきりわかるパステル・ピンクの建物の、入り口の前のふたり。これも横顔から、はっきり、女はさつきとわかる。
 次の一枚は、同じ服装の男女が、同じ建物の中に入っていく、後姿。
 最後は、建物の全景を捉えた一枚。これで、二人が入っていったのが、はっきりラブホテルと知れる、駄目押しの一枚だ。
「なに、これ!?」
「2年B組担任の先生へ、って宛名で学校の郵便受けに、入っていたの。切手は、貼ってなかった。直接、入れたのね。担任はあたしだから、あたしに届けられた。開けて、見て、びっくり、したわ」
「だ、誰が、いったい、こんな写真・・・・」
 さつきは顔が、紙のように白い。
「わからない。無記名だから。それも、問題だけど、本当に、こんなところ、行ったの、岡本さん」
「見りゃあ、わかるでしょ」
 完全に、ふてている。
「相手は、サッカー部の田村君ね、たぶん。高校生が、こんなところ。いけないわ」
「そんなことより、誰が、こんな写真撮ったんですか。ストーカーじゃないですか。変態ですよ。そっちのほうが問題じゃあ!」
 村沢結衣は、長いため息をついた。
 さつきは、写真を破いた。破いて、破いて、くしゃくしゃに、した。ついでに、チラシ裏の手紙も、引き裂いて、引き裂いた。それでも飽きたらず、通学バッグから百円ライターを取り出すと、一枚一枚に火をつけて、木の床にほうった。紙が燃えて、真っ黒になると、燃えカスを、踏みつけて、消した。真っ赤な顔をして、がんがん、踏みつける。
 村沢結衣は、自分のバッグから、飲みかけの小さなペットボトルを出して、床の燃えカスにお茶を注ぎながら、
「岡本さん、あなた、タバコも、吸うの?」
「先生、あたし、停学、ですか」疲れきった顔で、低い声で、冷静な物言い。
「今のところ、これを知ってるのは、私だけ。私のところで、止めておくわ。証拠もなくなっちゃったことだし」
 さびしく、笑った。
「証拠が、あれば、職員会議とかで、問題にしたんだ、先生」
 さつきは、村沢結衣を、にらみつけた。
「いけないわ、そんな、すさんだ目つき。美人なのに、台無しよ」
 村沢結衣は、包み込むように、岡本さつきの手を握った。 
 さつきは、びっくりして、思わず、村沢結衣の手を振り解いた。
 村沢結衣の目が、さつきを見つめている。その視線が、いつもと違い、やわらかい。
「あたし、帰っていいですか」棒読みのように、「反省してます。今後、二度と男とラブホには、行きません。テストも白紙で出しません」
 わざとらしく深々と頭をたれた。
「そうね」ため息。「今日は遅いから、お帰りなさい。以後、気をつけるのよ」
  
 岡本さつきが退室すると、村沢結衣はドアに内側から鍵をかけた。
 床の燃えカスをかき集め、ハンカチにまとめて、バッグにしまう。
 それから、テーブルの背後の書類棚の、ぶあついフォルダーの陰に隠してあった、小型のカメラを回収した。
 テーブルのノート・パソコンを起動すると、カメラをつないだ。
 椅子に座り、パソコンを操作すると、画面が再生される。
 ドアを入ってきた、岡本さつき。
 美しい美少女だ。
『こないだの、数学のテスト、白紙で出したことですか』
 ふてている声ですら、結衣好みの、そそる声だ。
「ああ、可愛い」
 結衣は、小さく息を吐いた。ああ、あたしを、じっと、にらみつけてる。
『でしょう。じゃあ、努力、無意味じゃないですか』
 カメラの正面を挑むように見つめる目付き。ぞくぞくする。
 結衣は、食い入るようにノートパソコンの画面を見つめながら、スカートをたくし上げ、ショーツ越しに、自分の草むらを撫で回す。もう、びっしょりに、濡れていた。
 いや、そもそも、さつきが部屋に入ってくる前から、結衣の秘所は、期待のあまり、ぬめっていたのだ。
『だいたい、ぶっちゃけ、あたしみたいな女は、電卓叩けて、簡単な足し算引き算、掛け算割り算くらいが出来れば、何の問題もないじゃないですか。複雑な計算なんて、一生関係ないし。したくないし。因数分解、なにそれ、ってカンジ?』
「ああ」結衣は、あえいだ。「結衣を、いじめないで。先生好きよ、さつきちゃん、好き・・・・」
 秘めた肉をかき回す速度が、少し、速く、なった。

                (つづく)



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