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初めての浮気3 友美、抱いてあげるよ

「うわー、ますますひどくなってるー。土砂振りー」
 何人かの客と一緒に、出口ドアの前に立って、ガラス越しのゲリラ豪雨を見ながら、広田友美は、ため息をついた。ほかのスーパーの買い物客も、一様に困惑している。
 高野美由紀は年上の、豊満な肉付きの人妻の後ろに立つと、背の低い友美のふっくら丸い両肩に、さりげなく両手を当てて、
「しばらく、やみそうにも、ないかなあ」
「うーん」
「チャリで帰ったら、全身ずぶぬれ」
「ですよねぇ」
「買い物だって、びしょびしょ」
「ですよねぇ」
 美由紀は、さりげなく肩に乗せた両手を、ゆっくりと友美の腕越しに、撫でおろした。
 友美は、雨脚が地面に激突し、激しく飛びちるさまに気をとられて、気づいていないようだ。
 美由紀は身をかがめ、友美の耳元にささやいた。
「送ってくわ、やっぱり、友美さんのこと」
 不意に耳元に、言葉と、それにともなう吐息が送られ、友美は、びくっと、した。振り返って、
「えっでもぉ」
「いいのよ。送ってあげる友美さんのこと。ここで会ったのも何かの縁」
 ほほえんだ。
 そのほほえみを(なんて、さわやかな笑顔)、人妻は感嘆した。
「申し訳ないわぁ、センセ、たまたま偶然会っただけなの・・・・」
 続けようとした友美の言葉を、美由紀は、人差し指を友美のくちびるに当て、止めた。
 娘のかつての担任教師の、しっとりした人差し指の感触がくちびるにあって、友美は目を白黒する。
「こらっ友美、先生の言うこと、聞けないのっ。悪い子だ」
 一瞬目を見開いた友美は、急にころころ全身をゆすって、笑い出した。
「もー高野センセ、冗談きついーやだー」
 なおも、口に手を当て、身をかがめ、笑い転げる友美を見下ろして、
「あーごめん、友美ごめん、いつもバカな中坊相手にしてるから、つい・・・・」
 女ながらガハハっと、豪傑笑いに紛らせて、さりげなく友美を呼び捨てにした美由紀に、友美は、気づいていないようだ。
「さあ友美」人妻の腕を取り、「さっさと買い物、すませてさ。あたし、待ってるから」
「うん、そうさせていただくわ」
 すっかり従順な人妻に、美由紀は目を細めた。
 友美が買い物をしている間、美由紀は化粧室で、化粧を直した。ほとんど透明なピンクの上から、ほんのちょっと濃い目のピンクを、塗った。
 化粧室から出て、出口ドアの前で待っていると、どたどた友美が買い物袋を提げて、戻ってくる。
「おまたせー」
「うん。ほら見て友美。雨、ますます強くなってるよ」
「あーひどいわー。って、えーっ」
「な、なに、友美、急に素っ頓狂な声あげてー」
「高野センセ、さっきからあたしのこと、呼び捨てにしてません?」
「えっ」
「一応、あたしのほうが年上ですからー。まあ、高野センセに比べれば、バカですからー低く見られるのはしかたありませんけどー」
「なに言ってんの。ごめんゴメン、はははっ、いつも中坊相手にしてるから、つい癖でー。ごめんなさいね、友美さん、低くなんて見るわけないじゃない友美さんのこと」
「えーそうですかー」
 友美は、ちょっとふくれた。その愛らしさに、美由紀は、内心でウッときた。
「それに友美さんこそ、約束が違うわ。あたしのこと、先生呼ばわり」
「えっえっ、あ、ごめんなさい。でもぉ、やっぱり高野センセは高野センセだしぃ、いきなり美由紀さんだなんてぇ」
「ふふっ抵抗ある?」
「ええ、やっぱりぃ」
「まあいいわ、当分高野センセで許したげる。さっ、それより、送ってくわ」
 人妻の片手を取って、美由紀が一歩進むと、自動ドアが、開いた。
「さあっ」
 美由紀は友美の肩を抱いて、外に押し出した。
「ええ、ありがとう」
 友美は、美由紀の「当分」という言葉をぼんやり反芻していたが、そんな想いも、そとにでて、土砂降りの雨の轟音と、たたきつける雨脚にびっくりして、忘れてしまった。
「車はあれ。壁沿いに行けば、そんなに濡れないはず」
 さりげなく、人妻の肩を抱き寄せ、
「友美、行くよ」 
「はい」
 位置を変え、友美を濡れにくい店の壁側にすると、抱きかかえるようにして、壁沿いに、車に走った。
 人妻は、遅れまいとして、ついてくる。
 車にたどり着き、助手席ドアを開けると、先乗りし、運転席に座った。
「友美も乗って、急いで」
「ええ」
 運転席から両手を差しのべて、友美を抱き寄せるように助手席に座らせる。 
 友美の上にのしかかって、助手席ドアに手を伸ばし、乱暴に閉めた。
「ふー」
「意外に、濡れなかったね」
「そうですねーよかったー」
 ふたりは、にっこりした。
 まさか、いきなり、人妻を自分の車に乗せるとは、思ってもみなかった。
「かして」
 友美の買い物をいれたエコバッグを受け取り、後部座席に置いた。
「あ、すいません」
「いえいえ」
「あっ、でも、高野センセ」
「・・・・美由紀さん」
「あっ、ふふ、美由紀さん? えー、やだもう」人妻は愛らしくころころ笑った。「美由紀さんは、少し、濡れちゃったかも」
「ああ、少し濡れたかも」
 じぶんのショートヘアに手をやった。
 まさか、いきなり、人妻を自分の車に乗せるとは、思ってもみなかった。
「あたしのこと、かばったから、濡れちゃったのね。ごめんなさいね」
 ポケットからハンドタオルをとりだそうとする友美を制して、
「あ、いいからいいから」
 後部座席に身を乗り出して、大きなスポーツバッグを取りよせ、中身をあさった。
「ちくしょー。きのうのブール授業で使ったバスタオル、ないっ。あー洗濯機に入れちまったかー」
 スポーツバッグを後部座席に、放り投げた。
「乱暴ねえ・・・・み、美由紀さん、男の子みたい。はい」
 差し出されたハンドタオルで、髪を拭いた。そのタオルは、自分のひざにおいて、
「あとで、洗って返すね友美さん」
「えー、そんな大げさなー」
 人妻は、微笑んだ。
 その微笑が、美由紀には、まぶしい。
 まさか、いきなり、人妻を自分の車に乗せるとは、思ってもみなかった。
 同じ思いを心で反芻し、ついてるな、そう思いつつ、車を出した。
 ワイパーのウインドウ越しに空を見上げ、叩きつける豪雨に、感謝した。
「あっ、どっちでしたっけ」
「あ、そのまま、まっすぐよ」
 何度か下見に行っていたので、友美の家の位置は完璧に知っているのだが、それはおくびにも、出せない。
 口笛を吹きたくなるのをかろうじて抑え、友美の「指示」に従って、美由紀は車を運転した。
 口笛の代わりに、きのう友美を乗せる時のために録音した、甘い音楽を、流した。


 高野美由紀は、車を止め、後部座席のスポーツバッグを手に取ると、車を降りた。
 ギラギラ照りつける太陽がまぶしい。目を細め、サングラスも取ってくるべきだと思ったが、もう遅い。自宅マンションにすぐ入って、エレベーターに乗った。
 自室に入ると、スポーツバッグから、今日のプール授業で使ったバスタオル、水着を洗濯機に放り込み、下着もTシャツも学校のジャージも入れ、スイッチを押した。
 エアコンを入れ、部屋着用のTシャツとハーフパンツに着替え、冷蔵庫から缶ビールをとった。
 ソファに倒れこみ、缶のプルトップを開けたときに、ケータイが鳴った。
 ケータイをちらりと見ると「夏川碧」と表示されている。
 学生時代からの友人だ。レズ一本やりの美由紀と違って、バイセクシュアルだ。ちゃんと男と結婚し、しかもそのオットの上司とも乳繰り合っている、そう碧は自慢していた。
(ふんっ)
 美由紀は鼻で笑って、缶ビールを一口飲んだ。二口目を飲んで、やっとケータイに出た。
「はい、はい、なんだよ、碧、またオトコ自慢かぁ」
「荒れてるねー美由紀。まーたオンナ日照り? 今日の天気みたいに?」
「悪かったなー。なんだよ、今日はー」
「ヤー、ちょっと聞きたいことがあってー」
「なんだよー」
 碧の話は、こうだ。
 最近、ある女子高生をペットにして、オットの上司にして愛人の大崎真治と、散々におもちゃにしている、と。彼女は、大崎真治の息子の同級生なんだと。
「へーお盛んなことで」
 下卑た口調で、美由紀は、からかった。
(まてよ)大崎真治? 真一郎? 大崎真一郎なら、かつての教え子の一人だ。
 いやな予感が、した。 
「その子がねぇ」碧は、中学は、美由紀の勤務する中学校なのよ、と笑った。
 美由紀は、がばっと起き上がった。「え、だれだれ?」
 散々じらし、からかったあげくに、碧はやっと「ペット」の名前を告げた。
「えー?! ひ、広田由香里ぃ?」
 呆然とした。
「どう? 中学のときから美少女だったんでしょー」
「うー、まあ・・・・」
「あなたも、めー付けたんじゃないのー」
「バ、バカいえ。教師が教え子に手を付けるかよ」
「えーそういうセンセイ多いんじゃないのぉ」
「まーなー」
「それでさあ・・・・」碧の提案は、こうである。
 由香里を散々調教して完全にペットとして仕上げたあと、あなたにも、抱かせてあげる。
「どう、悪い話じゃないでしょぉ」
「うーん」確かに、悪い話じゃないな。
 あの中学時代の美少女が、高校に入って、どう色気づいたか、それはそれで気になる。
「でも、ひとつ条件があるの」
「なんだよ」
「あなたがセンセで、由香里ちゃんが、もと教え子。で、そこに由香里の『ママ』と『パパ』である、あたしと真治も参加したいのよー」
「えーなにそれぇ」
「ふふ、PTAよPTA」
「なんだよそれー」
「まあ4Pとも、いうんだけどさ」
「碧はともかく、中年オヤジなんてゴメンだぜ」
「まあ、そういわないでー。真治には、美由紀には手を出さないよう、いい含めておくからさー」
「ざけんなよー。そいう問題じゃねーよ。同じ部屋の中に、油ギッシュなスケベ中年親父がいること自体が、いやだ」
「えー真治カワイそー」
「どうせ、あたしの目の前で、由香里や碧にズボズボ入れるんだろ。やだやだ」
 結局、由香里、碧、美由紀で、真治は抜きなら、ということで、話はまとまり、電話は切れた。

 高野美由紀は、ふーっとため息をつくと、ケータイを、ソファに投げ転がし、立ち上がって二本目の缶ビールを取りに行き、冷蔵庫に寄りかかって、プルトップを開け、一口飲んだ。
 確かに由香里は美少女だった。
 あのクラスには、岡本さつき、谷内奈津実、富沢くるみなど、オンナ好きの美由紀にとっても、ふるいつきたくなるような美少女がいっぱいいて、美由紀は自制するのに必死だった思いがある。
 それがいまはどうだ。美由紀は苦笑して、ほろ苦いビールに口を付けた。
 今年のクラスは最悪。あの伝説のブス、倉田しほり並みしか、今のクラスにはいない。今日のプール授業も、楽しくなかったし。苦笑した。
 ふと思いついて、本棚に目を向けた。探して、片隅にある卒業アルバムを手にとった。
 由香里のジェネレーションの卒業アルバムだ。
 ページをくって、卒業生一覧の写真に見入った。
 由香里の顔に指を乗せ、さすった。やはり、可愛い笑顔だ。岡本さつき、谷内奈津実、富沢くるみなど顔に次々指を乗せ、さすった。最後に、倉田しほりのふてぶてしい顔を、ぱちんと指ではじいた。
 それから、ページを繰った。
 何ページか続いて「楽しい思い出」という特集があった。運動会、学芸会、修学旅行、郊外学習などの写真ページだ。一番最後のページに、<photo by谷内奈津実>と、ある。
 あらためて、後戻りして、一枚一枚をじっくり、見た。
 やっぱり、可愛い。由香里、さつき、くるみの顔を、なでた。しほりの顔には、改めて指パッチン。
 ふうムー、やっぱり。
 写真の多くは生徒の姿であり、担任の美由紀も顔を見せている。そのほか、数は少ないが、行事の関係で、父兄も画面の片隅に写っては、いる。
 しかしいくら画面の片隅とはいえ、三枚にも写っている父兄は、広田友美だけだ。おそらく一枚にすら写っていない生徒もいるなかで、広田由香里の母親の登場率は、はっきりいって、異常だ。
 しかも、中年の人妻といいながら、いずれのショットも、広田友美は、たいへん愛らしく、撮られている。
(まあ、モトがいいということもあるが)
 この頃から、谷内奈津実は、年上の、同級生の母親を、意識していたんだな。
 ナンセ自分が写真を撮っていたので、奈津実の顔はほとんど写っていない。<photo by谷内奈津実>の表示の、すぐ上に、片手にカメラを持ち、片手でピースマークの写真があるのみ。
 そのかわいいボーイッシュなショートヘアの顔に置いた指を、すうっと上に動かすと、愛らしい広田友美の笑顔。メインは生徒たちのグループが笑顔でピースマークの集合写真、その後ろで父兄何人かと美由紀も笑顔でピースマーク。

 やられた。
 美由紀は、悟った。
 同じページの、写真は違えど、ピースマークの奈津実と友美。
 にこにこ笑ってピースマークの生徒たち、他の父兄、担任の美由紀は、だしにされていたのだ! 
 なんだか、やり場のない怒りが湧いてきて、美由紀は集合写真の一人、倉田しほりの顔に、何度も指パッチンをした。
 卒業アルバムをソファに放り出し、その横に、ふてた。
 約二ヶ月前に見た、電車内で、映画館で、乳繰り合う人妻と女子高生の姿を、思い浮かべた。
 あの、いちゃいちゃぶり。
 自分のモト教え子と、同級生の母親が。ふたりで、新宿のラブホに、消えていった。
 ちくしょう。
 あたしは、夏川碧の手引きで、いずれ広田由香里をものにする。
 かつての教え子である、あの美少女を、散々に、なぶる。
 しかし、その前に、
 あの愛らしい、とろけるような柔肉の、豊満な人妻、由香里の母親、広田友美を、谷内奈津実から、奪って、やる。
 友美を奪って、そののちに、年上の恋人を奪われて、屈辱に打ち震える奈津実も、奪う。
 高野美由紀は、心の中で、そう宣言し、中空に缶ビールを、掲げた。
(由香里も、友美も、奈津実も、みんな、抱いてやる!)
 缶の中身を、すべて、飲み干した。


「ああ、この音楽、すてき。・・・・み、美由紀さん、誰が歌ってるの」
 美由紀にとっては、流れている曲よりも、愛らしい声と笑顔で、年上の人妻が、聞いてきた。
 高野美由紀は、にんまり、笑った。




                               (つづく)



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