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あたしのオンナ2 初めてのデート1

                        

 谷内奈津実は、恋人にケータイをかけた。
 高校二年生の奈津実の恋人は、クラスメートの広田由香里の、母親である。
 自分の倍以上年上の人妻を、奈津実はモノにしている。
 自分でもド変態だと思う。
 長い呼び出し音の後に、やっと相手が出た。
「・・・・はい」
 ドキドキしてる、ささやき声だ。
「友美?」
「ええ」
「あたし」
「うん、ごめんね、すぐ出られなくて」
 年上の人妻は、心から謝るような、ささやき声だった。
「いいよ。いま大丈夫?」
「うん、ダイジョブだよ」
 人妻は少女のようなくすくす笑いをして、奈津実に自然に媚びた。
「いま、あたしね、どこにいると思う?」
「え、うちだよね?」
「おうちよ。おうちのお手洗いなの」
「ああ。みんな、いるんだ」
「お電話、奈津実ちゃんだと思って。でも、オットや由香里の前じゃ出られないじゃない?」
「ふふ、友美さん、後ろめたいんだ、あたしの電話」
「ばか」声を殺して笑う。「奈津実ちゃんは、いま、何してるの」
「自転車乗ってる」
「えー、もう十時だよ。女の子が危ないよー。どこ行くの」
「どこにも行かないよぉ。ぶらぶらしてるだけ。うちもオヤジとかいてさあ。友美さんの声聞きたくなって、そと出た」
「もう」くすくす笑って「そんなに友美の声聞きたかった?」
「当たり前だろ。最近会えないしさ。ねえ、電話に向かって、チューして。音立ててさ」
「やよ、エッチ」
「してよ友美さん。しろよ友美」
「ふふふ。奈津実ちゃんが先したら、してあげてもいいよ」
「ホントだな。じゃ」大きく盛大なブチューという音を立てた。「どだ」
「ヤーもう、奈津実ちゃん変態」人妻は声を殺して笑った。
 奈津実は、電話の向こうで、全身の肉を揺らして笑う友美を思った。
「笑ってないでさ。友美の番だよ」
「うん、わかった。するよ」
 電話の向こうで、居住まいを正すような間があって、チュッ、とかわいらしい音がした。
 もう一回、チュッ、として、くすくす笑い。
「どぉ。奈津実ちゃん、これでいい?」
「ちくしょー。ホントのチューしたくなっちゃったよ」
「ふふふ。残念でした」
「ねえ友美。ちょっと出られない? 実は、友美んチの近くの公園にいるんだ」
「もう。やぁよ。出られないわよ」
「ちょっと。一分だけ。それならバレないだろ」
「もう、だめだめ」
「ああそう。友美さん冷たい。もう、切るよ」
「ひどい」
「切るかんね」
「嫌よ、そんなふうに切っちゃヤ」
「じゃあ、今すぐ出てきて」
「もう」電話の向こうで考えている間があった。
「すぐだよ」
 思い切り、切った。
 こういうふうにいきなり切ったら、必ず出てくる。
 奈津実は確信すると、自転車をゆっくりこいで、夜の住宅街を友美の家に向かった。
 すぐ着いた。
 電柱の陰に隠れて、自転車を、隣家の塀に立てかける。
 二階を見上げると、由香里の部屋の明かりがついているのが、カーテン越しに見える。
 真っ暗な玄関が恐る恐るという感じに開いて、小太りで背の低い友美が出てきた。
 奈津実はたまらなくて、笑みをこぼした。きれいな、かわいい笑顔だ。
 人妻は、きょろきょろ辺りを見回して、小走りに走ってくる。
 ころころして、かわいい。
 奈津実は、豊かな胸をゆさゆさ揺らせて走る、年上の恋人に目を細めた。
 人妻は、目の前の電柱の影にいるTシャツにジーパンの少女を認めると、微笑んだ。
 近づいて、立ち止まっても、胸の揺れは納まらない。
「息、切れた」
 おばさんパーマ。
 化粧っ気なしの顔にぬめるピンクのルージュだけつけている。
 その顔が、ほころぶと、奈津実好みの華やかな顔になる。
 目じりの小じわでさえ、奈津実には愛しい。
 普段着の着慣れたカーディガンの明るいピンクも、夜目にかわいらしかった。
 小学生のころから想い焦がれて、とうとうモノにしたオンナなのだ。
 奈津実は両手で人妻の手を握った。
 友美は、あたりに目を走らせて、誰もいないことを確認すると、くすくす笑って少女に身を寄せた。
「悪い子」甘ったるい舌足らずに、ささやいた。
 奈津実は、友美の丸いあごに手を添えて、友美の顔を上向けにして、
「久しぶり。やっと、会えた」
 十センチ背の低い年上の女に、上からおおいかぶさり、やさしく口づけた。
 くちびるとくちびるがねっとり密着する。
 そのままくちびるを離さずに、年上の人妻を抱きしめる。
 豊満なからだの友美も、抱き返してくる。
 二人は、きつくきつく、抱きしめあった。
くちびるを離して、瞳と瞳で見つめあう。
 友美はほほを染め、瞳がうるうるして、左目だけ小さな涙の玉ができた。
「友美も会いたかったよ」鼻をくすんとさせた。
「涙」
「うん、奈津実ちゃん見たら、涙、出た」
「拭いたげる」
 長い舌をさし出すと、友美は目を閉じた。まぶたをやわやわと舌で圧して、
「友美の目玉、ころころしてるよ」
「やだ、変態」
大きく口を開けて、目全体を包み込んだ。隣の目も口に含んだ。
「そっちは、涙、出てないよぉ」
「いいの」
笑うと、手をつないで、
「公園行こう」
「えー。だめだよぉ。一分たった。奈津実ちゃん約束した」
「友美のバカ。せっかく会って、一分なんて」
 かまわず、強引に手を引っ張って、歩き出す。
「痛いー。わかった。わかったから」ついてきた。「やさしくして」
 歩きながら、片手で手を握り、もう片手で抱き寄せ、口づけをした。くちびるを離すと、すぐにまたキスした。
 声を出さずに友美は微笑んで、
「もうドキドキだよ。人に見られたら、どうするの」
「オレの彼女だよ、って言う」
「変態。知らない」
 案の定、向こうからこちらに歩いてくる人影があった。
 ふたりは慌てて、手をつないだまま小さな公園の中に逃げ込んだ。
 茂みに隠れたベンチに座ると、人影に目を凝らした。帰宅するサラリーマンの男は、ふたりに気づいた様子もなく、酔っ払いらしい千鳥足で、あっちにふらふら、こっちにふらふら、通り過ぎていった。
 ふたりは声を出さずに笑いあった。
 からだを揺らして笑い、奈津実は自分のからだを友美にぶつけた。
 笑いが収まると、抱き寄せ、熱烈なキスを送った。
 友美もしがみついてくる。
 目を見つめあって、友美はため息をついた。
「もう帰らなくちゃ」
「帰したくないよ」未練気にキスした。
「友美も帰りたくない。でも」
「そうだね、友美、人妻さんだもんね」
「うん、ごめんね」鼻をくすんとさせる。
「じゃ、最後にもう一回、チュー」
奈津実は大きく口を開けて友美のくちびるに吸い付き、むさぼった。
 最初はおとなしかった友美のくちびるも、大胆にむさぼり返す。
 奈津実はキスを繰り返しつつ、服越しに友美の豊かなバストを揉みまわし、揉みこねて、揉み絞った。
「あん、だめ」
「友美」
「ああん」ふくよかなからだが、律動した。「あん」
 奈津実は蠢くからだをぎゅっと抱きしめた。
「帰さない、友美」
「帰して。あさって、会えるんだもの」
「本当に帰りたいんだ、友美」
 友美は涙ぐんで、
「ばか。本当にもう」
「どうしても」
「由香里に、お夜食、作るって言って、あるの」
「うらやましい、由香里。あたしも友美さんのお夜食食べたいな」
友美は、涙を滲ませて、笑った。「そのうちね」
 そうして、のろのろ立ち上がった。奈津実もしぶしぶ立って、手をつなぐと、公園を出た。
 年上の人妻は、辺りを見回して、安心すると、年下の少女の手をぎゅっと握り返して、歩きだす。
「友美。あさって。ホントにダイジョブ?」
「うん」
「家にはなんて言ってあるの」
「お友達のお花の展示会」
「ふふ」
「ホントにあるのよ」
「ふうん」
「ふふふふ」
「なにがおかしいの、友美」
「だって」恥ずかしそうに微笑んだ。「あたしたち、ホントにデート? やだもう」
「いやなの友美は」
「恥ずかしいよ。人前歩くんだよ」
「いまみたいに手つないでね」
「だめよ、そんなこと」
「仲のいい親子にしか見えないから。由香里とだって、いつか会った時、手つないでたよ。由香里がうらやましかった」
「悪いわ、由香里ちゃんに」
「ふふ」
 自転車を置いてある電柱まで来た。ふたりは目を合わせると、微笑みあった。
「またね」
「あさってね」
 両手をつないだままで口づけを交わした。
 くちびるにくちびるをまぶした。
 微笑みあった。
「ルージュ、帰ったら落とすんだよ」
「わかってる、奈津実ちゃんのバカ」
 最後にもう一度キスをすると、友美は、家に向かって小走りになった。
 家のフェンスの前に来ると、ふり返って胸元で手を振った。
「あさってね」奈津実はくちびるの形だけで、いった。
 友美は、恥ずかしそうにうなづくと、家に入っていった。

                                             ( つづく)


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