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あたしのオンナ5 抱かれ癖3

 ・・・・村沢結衣は、ひめやかな肉のあわいをかき混ぜるゆびの動きを、止めた。
 なにかの違和感。
 感じた。
 耳を澄ます。
 かすかな、異音が。
 ドアフォンだ。
 また、鳴った。
 肉から指を引き抜き、ショーツをはいて、目の前のTV画面を見た。
 隠し撮りした、教え子、岡本さつきの笑顔を写した画面。
 とってもセクシー。
 結衣は、ほほ笑んで、リモコンで画面を消した。
 ぬめる指をティッシュでぬぐい、玄関に向かう。
 ひとり住まいのマンション。また、ドアフォンが鳴った。
 結衣は、ドア・スコープをのぞいた。
 その微細な円窓のなかに、岡本さつきの、ちいさな笑顔があった。
「えっ、なに」
 ぴんぽんぴんぽん。ぴんぽん。
 さつきが連打している。
 とびきり魅力的な笑顔。
 開けては、いけない。
 村沢結衣は、おののいた。
 ぴんぽんぴんぽん。
 あの笑顔に、だまされてはいけない。
 あの子は、悪魔。
 ぴんぽんぴんぽん。ぴんぽんぴんぽんぴんぽん。
 だまされてはいけない。
 ドア・スコープの中のちいさなさつきの顔が、媚びるような目で、あたしを、見ている。
 くちびるが「あ・け・て」と、動く。
 悪魔の微笑だ。この笑顔に、だまされてはいけない。
 村沢結衣は、ごくりとつばを飲み込むと、ドア・チェーンを外し、ドア・ロックを回した。


 ドアが開き、真っ白な、まぶしいようなセーラー服の岡本さつきが入ってきた。
 美しい笑顔。
 だが、それは、ドア・スコープの中に結衣が見た、媚びる笑顔では、なかった。
 美しい顔を、キリキリゆがませた、あざけりの笑顔だった。
「もー、センセイー、あけるの、おそいー」
 その、いやったらしく、くぐもった声は、結衣が愛する岡本さつきの美声では、なかった。
 さつきのあとから、同じセーラー服の巨漢娘、倉田しほりが、ニヤニヤしながら、入ってきたのだ。
 結衣は、思わず目が回り、片手を壁に突く。
 倉田しほりは、ふらつく結衣を片手でがっしりホールドし、
「センセー、あちしたちが来たのが、そんなに、うれちい?」
 大雑把な顔を、笑いでゆがませ、ドアをロックした。

 倉田しほりは、リビングに結衣を押し連れて行くと、大きな液晶TVの前に、担任教師の細い体を、押し倒した。年上の女教師は、手もなく、床に転がされて、うめいた。
「な、なに、するのっ」
「家庭訪問だよ家庭訪問。ふつう、家庭訪問って、生徒のうちに担任が行くもんだけどさあ、うちの担任は逆、担任が不良だからさー、生徒が教師の家庭訪問なんだよ。さつき、おかしくねー」
 岡本さつきは、心持ち足を広げてたち、部屋の様子を見渡した。ありきたりな、女の一人住まいのマンション、マジメな教師らしく簡素なたたずまい。むしろ若い女の部屋としては、地味といっていい。
 ドアが二つある。バス・トイレと、寝室か。
「あー、センセー、のど、かわいたぜー」
 しほりはどたどた玄関のほうに戻り、冷蔵庫を開けると、ペットボトルを取り出し、一本をさつきに投げ、もう一本の未開封のキャップを開け、ごくごく口飲みした。
 さつきは手にしたペットボトルを見て、顔をしかめた。
「なんだよー、これ、飲みかけじゃん」
「ひひひっ、愛するセンセの飲みかけだぜー。飲んでやれよー。間接キスだぜー」
「ばーか」
 さつきは、ペットボトルを、放り投げた。
 ペットボトルは、押し倒されたままの結衣の頭に当たり、鈍い音がした。
「ひっ」
「ひでー、さつき、ひでー。鬼だね」
 しほりは、げっぷをした。
 さつきは、辺りを見回し、
「合計、ヨンコ、だ」
「なにが、さ」
「この部屋にある、カメラだよ」
 しほりも、部屋を見回した。
 大型TVの前にある、透明なテーブル。小さめのノート・パソコン、グラスに飲みかけのワイン、半分に減ったハーフボトル、おつまみのチーズ、そしてかなり大きめのズームレンズがついた、フィルム・カメラ。
 たんすの上に、大小合わせて三個のデジカメ。小さな三脚も、寝せてある。その横には、デジタル・ヴィデオのカメラもあった。
「やー、写真マニアってヤツ?」
 デジカメを手に取ると、ぽんぽん、お手玉をし、床の結衣に放り投げる。
「ひっ」
 結衣は思わず頭をかばうが、デジカメは、胸に当たり、床に落ちた。
「やっぱ、さつきを盗撮したヘンタイは、おめーか、センコー」
 またげっぷして、すでに飲み干した500ミリリットルのペットボトルのからを、放り投げ、うずくまる結衣を、またぎ、
「おらおら」テーブルの前に、どっかり、あぐらをかいた。
 ハーフボトルを口飲みして、赤ワインをグビグビ放り込むと、げっぷ。
「安モンのワインだな、こら」
 ノートパソコンを開け、起動させた。
「さつきー、壁紙が、さつきだったりしてなー」
 うずくまった結衣は、うめきながら、ノートパソコンに、手を伸ばした。さつきが、蹴って、女教師を、倒した。結衣は、うめいた。肩を震わせている。
 ウインドウズの開始音がなり、画面が開く。しほりは、画面を注視しながら、あぐらの貧乏ゆすりでリズムを取りつつ、じっと待っている。
 やや間があって。 
 見苦しい満面の笑顔。「ビンゴー。やだよ、もう」
 巨体を揺らして、ぶひぶひ、鳴いた。
 さつきがしほりの後ろに回り、画面を覗き込む。
 美しい岡本さつきの、下校時だろうか、セーラー服、ミニスカート、後ろを振り返り、とびきりの笑顔。
「げぇー」しほりが、からだを揺すって、ぶひぶひ鳴動した。
 後ろの誰かクラスメイトに、笑いかけるさつきを、その目線から外れた位置から撮った、まるで、アイドルの写真そのものだ。
「すげー、美少女じゃん、さつきー」
 その美しい顔をゆがませて、さつきは、赤ワインの入ったグラスをつかむと、無造作に担任に投げつけた。
 肩に当たったグラスから、赤い液体が飛び散り、結衣の服を濡らしていく。
「さつきー、これさこれさ、絶対あるよね、さつきファイル」
 ウケに入ったしほりは、アイコンの群れに目を走らせる。とびきり、ゆがんだ笑顔に、なった。
「超ウケるー。オレって名探偵コナンかよ」
 開いた画面を、ぶっとい指で、差した。
 SATHUKI-spring
 SATHUKI-earlysummer
 SATHUKI-summer
 SATHUKI-earlyautumn

 どれを開いても、同じだった。登校時、下校時、休日の遊びに出かけるさつき、オトコと一緒のさつき、友達と一緒のさつき、家族と一緒のさつきの、さつきだけをクローズアップした、アイドル写真と見まがうものばかりの、盗撮写真。
「ひゃー、エロかわいいっ」
「ばーか」 
「あっ、これ、サミットん中じゃね」
「あ、てめー」
「さつき、これ、ナプキン万引きしてるじゃん。通報ー」
「バカ、万引きより、変態ストーカーだろ、このヤロー」
 怒りの形相で、また、寝転んだままの年上の女教師の尻に蹴りを入れた。
「ひっ」
「この、ドヘンタイっ」
 今度は、わき腹に蹴り。
「やっ」
「ああ、わき腹は、痛いねー、結衣先生」
 しほりは、ぶっトイ片脚を突き出すと、いかにもやさしげに、結衣の尻を足のうらで、すりすり、さすってあげる。白いソックスが、少し汚れている。
「デモねー、結衣先生? たんすの上に、ヴィデオあんじゃん。でもサー、ないんだよ動画。いや、もっと探せば、見つかるかもしんないけどよー。面倒じゃん。おやー」
 わざとらしく、おどろく、しほり。
「目の前に、あんじゃんよー。超大型TV? 先生、リモコンはー?」
「いやっ、やめてっ」
「やめてじゃねえだろ、センセエ。エエ、結衣さン。ストーカーッつう、加害者は、センセエのほうだろ。何、その被害者ズラはっ」
 よっこらしょと立ち上がると、寝転んだ結衣の顔の上に、ソックスの足を乗せ、力をいれずに踏んづけた。
「やあっ」
「邪魔だよ、センセエ」
 その足を女教師の肩に当て、サッカーボールを転がす要領で蹴ると、結衣はごろっと、反転した。
「ひっ」
 結衣のスカートの陰から、リモコンが顔をのぞかせている。 
「ホラー、ビンゴー。ほんとに、オレって、名探偵コナンだろー」
 また、どっこいしょと座ると、リモコンの電源を入れた。
 地上波の、安っぽい昼メロが、映り始める。
「センセエ、ちがうだろー、これ」
 ビデオの画面にし、もう一押しすると、画面の黒味は、揺れるカメラが映し出す、ぶれぶれの映像に変わった。
「ほらー、結衣せんせえ、なにが、うつってるのかなあ」
 すぐに、映像は、安定した。
 すぐ近くの商店街。数人の女子高生たちが、ちんたら歩いている。誰かが冗談らしきものを言うと、グループ全員が、キャーキャー笑っているようだ。
「あっ、あれ、由香里だ。くるみにー、さつきにー、奈津実、あっ、オレっちもー」
 カメラがズームし、さつきにロック・オン。それから、カメラは、ずっと、さつきだけをズームし続ける。
 爆笑するさつき。隣の誰かを、軽くぶつ真似の、さつき。しゃべっているさつき。信号待ちであくびするさつき。青になり、歩き出すさつき。
「さつき、これ、どこで撮ってる?」
「駅前のマックのあたりだよ、ちくしょー」
「どっから、撮ってんだ? センセイ、ひーひー泣いてンなよ、まるで、オレたちが、悪いみたいじゃんよー」
 しほりは、また脚を伸ばして、女教師を軽く蹴った。補欠とはいえ、女子サッカー部だけに、細い女教師は、ごろごろ転がった。
「いやあっ」
「マックの、入り口の、脇、じゃね」
「ああ」
 また、映像が、ぶれた。撮影しながら、撮影者が急速に場所を移動しているようだ。
 映像が安定すると、さつきたちが、マックの入り口に入っていくサマが映される。
 映像中断。すぐに再開されると、さつきたちがマックの窓側の席に座っているのが、わかる。ボックス席は空いてなかったらしく、窓に面したカウンター席に、横並びのさつきたち。
 ハンバーガーにかぶりついたり、おしゃべりしたり。
 しほりは、ふはっとあくびして、
「名探偵コナンの推理としては、こっから、さつきばっかりズームね」
 やはり、映像は、少し場所移動した後、さつきにズーム、以後えんえんと、さつきばかり映していく。
「ふはあっ」
 しほりは、リモコンを、投げつけた。
 リモコンは、村沢結衣の頭にゴツンとぶつかり、結衣は悲鳴を上げた。
「どっこらしょぉ」
 しほりが立ち上がり、結衣の頭を脚でゴリゴリした。
「いやあっ、やめてぇっ」
「なーにが、いやあ、だよ。エ、センセエ。あたしは、いいよ、あたしは。こんな、デブで、ドブスのあたしは。でもさー、あたしはともかく、由香里、かわいいじゃん。奈津実だって、かわいいじゃん。くるみだってさ、エーケービーに入っても、おかしくないじゃん。な。あたしはいいよ、ブスなんだからさ」
 脚で、結衣の頭をゴリゴリしつつ、
「何で、さつきなんかばっかり、映すんだよー。そんなに、さつき、いいのかよー、この、ヘンタイ」
 さつきが、しほりの体を押しのけると、
「てめー」
 結衣のわき腹に、蹴りを入れた。
「ひーっ」
「どうする、さつき。こいつ、殺しちゃおうか」ゴリゴリ。
「えっ」
 さつきが、数秒遅れで、鼻じろんだ顔になる。
「センセエ、バラしちゃおうかって、言ってんだよ」
 さすがに、つき物が落ちたような、ほうけた顔になる。
「しほり、それ、やりすぎ」
「冗談だよ。バカだな、さつき。本気にすんなよ」ゴリゴリ。「じゃ、このビデオ、学校や警察に、持ってくか。学校クビになんし、ムショだし」ゴリゴリ。
「えっ?」
 さつきは、なおさらびっくりした。
「ダメだって、しほり。こんなの、人に見せられるかよっ、こんな、こんな、ヘンタイ盗撮」結衣を、蹴った。
「じゃ、どうする?」ゴリゴリ。
「うーん」
 さつきは、考え込んだ。


 寝転んだままの女教師を、しほりは上半身だけ抱え起こし、床に座らせると、後ろに回り、自らも座り込み、結衣の背中に体を密着させると、結衣を羽交い絞めに締めて、後ろから結衣の後頭部に、軽くヘディングした。ごん。
「ひいっ」
「ひい、じゃねえだろ」
 それから、ぶっとい両足を前に投げ出すと、その両足で、女教師の脚を、強制的に開いた。
「やあっ」
 やや汚れたソックスが、女教師のスカートをくつろげさせ、ショーツを、ぐりぐりする。 
「いやあっ」
「どうだ、センセエ。女好きのあんたが、女子高生に、抱きつかれてんだよおっ。いいだろ。ええ。何、さつきじゃないから、ダメってか。このぉ」
 また、後ろから結衣の後頭部にヘディング。今度は、そんなに力を抜かなかった。ごんっ。
「ひいっ」
「ドブスのしほりちゃんじゃあ、コーフンしねえってかー、このどヘンタイっ」
 ごんごん。
「ひー」
 さつきは、デジカメなどのカメラ全て、TVから抜いたDVDなどをかき集めると、目に付いたトートバックに、ほおりこんだ。
「あれー、地味な結衣センセエには似合わないブランド物じゃん。っても、雑誌の付録かなあ」
 後ろから、年上の女教師の首をぺろんと、舐めた。
「ひーっ」
 まるで吸血鬼に首を吸われたかのような、悲鳴。
「ねえ、村沢センセ」
 その悲鳴を無視したかのように、さつきは、むしろ楽しげな口ぶり。
「センセは、さつきみたいな、女の子が、好きなんでしょ」
 ほほ笑んだ。
「でも、ごめんねー。さつき、オトコが好き。オトコのちんちんが、好きなの。村沢センセなんて、何の関心もないの。ごめんねー」
 にっこりほほ笑みつつ、女教師のほほを、平手で張った。ぱしーん。
「う」
「でね。女の子好きの村沢センセに、とってもいいこと。この、ね、しほりちゃんが。実は、男の子にもてなくてね。ちょっと、欲求不満気味なのよ。ね、そうでしょ、しほり」
「ば、ば、ばかだなっ、さつき。な、こと、ねえよっ」
 しほりは巨体ににあわず、顔を真っ赤に、した。
「だからねえ、村沢センセ、あたしの代わりに、しほりを、かわいがってほしいのぉ」 
 村沢結衣は、しほりに羽交い絞めにされつつ、ぎくっ、顔をさらに青ざめさせた。
「さつきぃ、バ、馬鹿なこと、言うなよー。オレだって、レズなんか、きょ、興味ねぇぜー」
 そういいながら、しほりは、顔を後ろから結衣に近づけてくる。息が、荒くなり、生臭かった。
 結衣は、気が、遠くなった。

                                     (つづく)
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