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あたしのオンナ 初濃い 2

 谷内奈津実は、小学校に入学したころから、同級生の由香里の母親が、何とはなしに好きだった。
 登下校のたびに毎日由香里の家の前を通った。朝、由香里を送り出す友美を見ると、奈津実は小さな胸をときめかせた。 夕方由香里に家の前でバイバイする。友美が出てこないと、がっかりした。
 そのころは、素敵なおばさん、かわいいおばさん、きれいなおばさんに、ときめくのは、当たり前だと思っていた。そんな友美を母親に持つ由香里がうらやましかった。
 ある朝、娘を送り出した友美が、自分にも手を振ってくれたことに満足しながら、由香里に思わず本音を漏らしてしまった。
「由香里のおかあさんって、きれいだよねー」
「どこがぁー」
 由香里はつないでいた手を振りほどくと、大声を上げた。「でぶで、ちびで、全然かっこよくないよー。奈津実のママの方がよっぽどきれいだよー」
 奈津実は意外だった。確かに友美は「ふくよか」で「小柄」だが、でぶとかちびは言い過ぎだと思ったし、自分の母が、きれいだとは全然思わなかった。しかし由香里に、それ以上友美を「賞賛」することは、なぜだか、ためらわれた。ほかの事だったら、男勝りな奈津実は、けんかしてでも自分の主張を、言い張ったはずなのに。
 後年、奈津実が成長すると、世間一般の考えでは、やはり、小太りな友美より、すらりとした奈津実の母親のほうが、美しいとされているのを知った。知ったけれど、奈津実の友美への嗜好は揺るぎもしなかった。しかし同時に、「自然」なときめきは、もう、自然とはいえないようになった。
 心が友美を賛美する想いはますます強くなったが、それに、からだの疼きが伴うようになった。からだが熱を帯びて、こころ以上に友美を求めるようになった。
 中学生になって、同性愛、という言葉を知った。
 ショックだった。
 やはり同じ中学に行った由香里たち女の子がカッコいい男子や、テレビの少年アイドルにキャーキャー言っても、奈津実は話題についていけない。「奈津実、まだガキだから」由香里たちは笑った。
クラスにいつも一緒の仲のいい女の子二人組がいて、由香里たちは「あいつらレズだね」と陰で噂した。吐き捨てるように由香里が言うレズという言葉に、ぞっとした。
自分も、レズというド変態なのだ、奈津実は絶望した。
 しかも、と少女は自分を呪った。
 レズならレズでいいとしよう。しかしそれならば、たとえば、広田由香里にときめくべきではないか。華やかな顔だちの、可愛らしい女の子、広田由香里に。あるいは、岡本さつきでもいい。学年一のセクシーさで、男子に一番人気だ。
 それなのに、自分が一途にときめく相手は、親友の母親なのだ! ちびで小太りの、いつもどたどたしている、中年女の平凡な専業主婦。自分の倍以上の「年寄り」オンナ。
なんというド変態だ。
 しかし絶望しても絶望しても、心とからだが友美を求めて、疼く。
 中学三年の夏休み、「谷内が好きだ」と告白されて、サッカー部の副キャプテンと、寝た。初めて見る勃起したちんぽを入れられた。童貞少年は必要以上に激しく腰を振って、果てた。
 からだを揺すられながら、奈津実はまぶたの奥に友美を思い浮かべることしか出来なかった。
翌日少年から、電話で二度目を求められた。奈津実はすぐに電話を切ると、吐き気がしてトイレに駆け込んだ。げぇげぇしたが、何も出なかった。
 それからも何度も直接に求められた。「奈津実とやりてぇんだ」自分と寝るのは当然だと思っているようだった。「お前は、もう俺のオンナなんだかんな」
 何度も何度も断ると、ようやく少年は諦めた。その代わり「奈津実を食ったが、まずかった。もう二度とやる気がしねぇ」と、学校中で言いふらした。
 奈津実を見ると、男子はニヤニヤした。女子はひそひそ奈津実の噂をして、くすくす笑った。
 由香里たち仲良しグループの女の子は同情してくれた。もっとも陰ではバカにしていたかもしれない。
「気にすることないよー。洋介、奈津実にフラれて、逆切れしてるだけなんだから」
「そうそう、見え見えだよー」
「でもさ、洋介、フルなんて、奈津実、すごいねー」
「あたしだったら、速攻で洋介の彼女になるんだけどな」
「あたしもー。ま、奈津実の男の趣味は変だからねー」
 もちろん学校中に汚い噂が流れて、大ショックだった。
 男の趣味が悪い、というのは、レズのド変態だ、といわれるよりはましなのだ、とわずかに自分を慰めた。しかしあんな自己チュー男が、女子の人気者なのは納得がいかなかった。
 奈津実はますます友美への想いを強めた。もう二度と男に自分のからだを自由にはさせない、レズに生きるんだ、と吹っ切れた。
 相手は年上の人妻なのに、どうやって愛し合うんだ、と想像するたびに、男勝りの彼女は、自分のモノにすることしか、考えられないようになった。広田友美を抱きたい。抱きしめたい。日ごと夜ごと、少女は頭の中で、年上の人妻を犯した。犯しまくった。
「友美とやりてぇ」洋介と同じ言葉をつぶやき、赤面した。
 年下のあたしが年上の女をモノにするには、まず体力をつけなければ。もともと体育系だったが、高校ではバレーボール部に入った。
 そして、ついにこの間、由香里の留守に、知っていながら知らないふりで訪ねて、キッチンで紅茶を用意していた友美を、抱きしめたのだった。しかし、初めてのことで、キスと上半身への、服の上からの愛撫だけで終わってしまった。
 失敗だった。
 今日は、友美のすべてを、いただくつもりだった。
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